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取材系イベント・ライター来店イベント禁止にも「推進派」と「反対派」がいる

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◆取材系イベントに対するホール現場のリアル 

 この取材系イベントについて、ホール現場の声は、業界全体のそれとはちょっと違う。何人かのホール店長らに話を聞いてみたが、この取材系イベントについて「推進派」、「反対派」の意見はそれぞれだ。 

「推進派」の意見は主に、取材系イベントを実施する事によって、大きな集客を図れるという事。 

 パチスロの高設定台などで相応の出玉を放出するので、自店の利益は削る事になるが、それでもホールが賑わい、お客様が喜んでくれるのだから良いだろうというのがほとんどだ。 

 勿論、更なる思惑もある。曜日や日にちの規則性を持って取材系イベントを実施すれば、図らずも客はその特定の曜日や日付を、ホールが出玉で頑張る日という風に認識してくれる(パチンコ店は風営法により、「特定の日」や「特定の機種」を宣伝する事を禁じられている)。 

 すべては営業努力である、というのが「推進派」の意見。
 

 一方、「反対派」の意見はどうか。 

◆「取材系イベント」は通常営業に繋がらない 
 取材系イベントは、大きな集客効果を図れるが、その集客が今後のパチンコ店営業には繋がらないという。一時的に集客しても、取材イベント当日に来店した客は、翌日には別の「取材店」に移動して、お店の常連客には絶対にならないというのだ。 

 イベント目当ての一見さんに出玉を渡すくらいなら、月に何度も来てくれる常連客に還元すべきだという。 

 実際に、取材系イベント日には、SNS活用に長けている若年層の客が大幅に増えるので、年配の常連客の中には「その日にはあえて来店しない」という人も多くいる。お店が薄利で営業する日に、常連客が来店しないなんて本末転倒もいいところだ。
 


◆実施禁止区域でも「隠語」で集客!?

 最後に。業界内外に様々な意見のあるこの「取材系イベント」。

 筆者も色々調べてみたのだが、その実施が禁じられた地域において、宣伝する側のライターやタレントが、「○○区○○(住所)のパチンコ店」などと、具体的な店名を明かさずイベントを告知していたり、実施ホール名と似通った芸能人やアニメキャラクターの写真を貼りユーザーにホール名を連想させるような手法を取っていたりするのには流石に断末魔のようで失笑した。 

http://news.livedoor.com/article/detail/16239885/?p=2

ま…ね、ライターいなくなっても客に還元するホールなんてないもんね…。であれば、ファンを増やす意味でもライターの存在は有っていいかもね。

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