浦和パチンコ店強盗殺人未遂 元店員の男に懲役16年/埼玉県
去年6月、勤めていたパチンコ店で店長らに重傷を負わせ現金を奪ったとして、強盗殺人未遂などの罪に問われた25歳の男に対し、さいたま地裁は14日、懲役16年を言い渡しました。
判決によりますと、無職の葭田拓央被告(25)は去年6月、勤めていたさいたま市浦和区のパチンコ店で、店長と同僚の男性2人の頭をハンマーで複数回殴って重傷を負わせ、現金およそ1100万円を奪いました。
検察側は「無防備な状態の頭部をめがけてハンマーで複数回殴るといった、生命を奪う危険性の高い攻撃を躊躇なく執拗に加えていて、極めて危険かつ粗暴な犯行態様である」などとして懲役18年を求刑していました。
一方、弁護側は「強盗殺人未遂事件の7割以上で刃物が使われている中、この事件の凶器は鈍器なので危険性は低い」として、懲役10年が相当だと主張していました。
14日の判決で、佐々木一夫裁判長は「無防備な状態の被害者や止めに入った被害者の頭部を複数回殴るなど、犯行態様は極めて危険で粗暴。なんとしても多額の現金を奪おうとする、強固な犯意に基づいた犯行といえる」などとして、懲役16年を言い渡しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0452b269a558e96bc7aedb1e3550d32b90c8b409
【浦和パチンコ店強盗殺人未遂】元店員で無職の葭田拓央被告(25)に懲役16年
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