「スマスロと2023年のパチスロ業界」を研究〜後編
▶スマスロは儲かる!?
ミ「お久しぶりです店長!! お忙しいところすみません」
店「いえいえ、私も業界が盛り上げていかなあきませんので、協力させてもらいますよ」
ミ「ありがとうございます!! では早速……スマスロ導入で変わった事をお聞かせ願います」
店「そうやねぇ……とりあえず、めっちゃ儲かりましたよ(笑)。具体的な収益は言えませんが、完全6号機時代以降で一番の利益が出てると思います」
ミ「そんなにですか!?」
店「ええ、現状は導入して良かったと思ってます」
ミ「その要因をもう少し詳しく聞いてもいいですか?」
店「まずは話題性もあって稼働が良かったのが一つ。それとコイン単価ですね。これがかなり効いてますよ」
ミ「やはりそこですか」
ではここでコイン単価について簡単におさらい!! コイン単価とは、打ち手が使用したコイン1枚あたりの売り上げを示す数値。単価が高い機種が動く方がより効率的にホールは儲かります。またこの数字が高い機種ほど出玉の波が荒くなる傾向があり、現在のスマスロは5号機AT時代とほぼ同じくらいにまで上がっています。今回は高単価の台がめちゃくちゃ動いた為、ホールが多くの利益を確保することができたわけですね。
ミ「それだけ儲かったということは……スマスロ以外の機種に還元することもできそうですか?」
店「それはもちろん。人気のカバネリや新鬼武者、あとジャグラーにも入れて常連さんに還元もしたいですね」
ミ「そこまでできそうですか!?」
店「今のところは……ね」
ひとまず良いスタートとなったようですが、やはり懸念する要素もあるようです。
▶ホールの悩みと不安
店「今のところはお店も儲かって嬉しい限りではあるんですが、このスペック……お客さんのお金がもたないでしょ?(笑)」
中略
ミ「ライターや編集部からも、スマスロ怖いっていう声をしょっちゅう耳にしますよ」
店「物珍しさに打ってもらえてる時期はええですが、これからもお客さんがついてこられるかが今一番心配ですよ。なのでスマスロの増台はしばらく様子見です」
実際出玉性能では群を抜いているヴァルヴレイヴの稼働率が、やや苦戦気味となってきています。そういった『怖さ』の面を考えると、現行の6.5号機くらいのスペックの方が受け入れられやすいのかもしれません。店長の言う通り、スマスロという物珍しさが一段落してから登場する機種の存在が非常に重要になってきそうです。
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