法規制外の大麻種子輸入 「栽培予備」容疑で32歳追送検 大阪府警
大麻を栽培しようと海外から大麻種子を輸入したとして、大阪府警河内長野署は22日、パチンコ店員の田中友之容疑者(32)=河内長野市栄町=を大麻取締法違反(栽培予備)の疑いで追送検したと発表した。
大麻の種子は同法の規制対象外で所持などで取り締まれないため、輸入した行為を栽培の準備ととらえ、栽培予備罪を適用した。府警では初めて。
追送検容疑は2022年9月、大麻種子6グラムを英国から輸入したとしている。容疑を認め、「21年5月にも種子を輸入して栽培した」と供述しているという。
府警が情報提供を受けて23年1月、田中容疑者の自宅を家宅捜索したところ、大麻草13株と乾燥大麻約13グラム、栽培器具などを発見。大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで現行犯逮捕して調べていた。【木島諒子】
大阪のパチ屋店員が大麻栽培で逮捕されていたんだが…
更新日: