神奈川県でパチンコ・スロット「シンセー八億」を展開、新清が自己破産申請へ
(株)新清(TDB企業コード:200460964、資本金6600万円、神奈川県小田原市南鴨宮3-12-4、登記面=厚木市下川入17-1、代表大塚光二氏)は、8月31日までに事業を停止し、事後処理を剱持京助弁護士(神奈川県小田原市本町2-3-24、電話0465-24-1860)に一任した。今後、自己破産を申請する見込み。
当社は、1973年(昭和48年)8月に設立。当初はスーパーストアを運営していたが、競合が激しかったことから事業継続を断念し、92年に別法人に買収される形で事業内容もパチンコ店経営に転換した。その後、「シンセー八億」の屋号で厚木店(パチンコ専門店とスロット専門店の2店舗)、平塚店、南足柄店の計4店舗を開設。各店とも大型駐車場を備えた郊外型店舗で、2004年8月期は年収入高約225億100万円を計上していた。
しかしその後は、パチスロ5号機問題や景気低迷による客単価の低下などで減収傾向に歯止めがかからず、2010年8月期は年収入高約94億6000万円と、100億円を下回っていた。近年おいても競合店の出店や出玉規制、若年層のパチンコ離れなどで業績はさらに減収傾向を余儀なくされ、2019年8月期は年収入高約28億円にダウン。さらに新型コロナ感染拡大による来店客減少から、2021年8月期の年収入高は約23億円にとどまっていた。業績回復が困難な状態となるなか、今年8月後半には店舗を休業し、今回の事態となった。
負債は約10億円だが、今後変動する可能性がある。https://news.yahoo.co.jp/articles/72bf7b46e8092c93d8a49144b71cbae2d72201bd
予告無し閉店で話題の「シンセー八億」を運営していた新清が自己破産申請へ。負債は約10億円
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