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山尾志桜里氏は“不倫略奪男”の元妻自死でもダンマリ 自民党入りはご破算

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 不倫騒動は元妻の命も奪っていた。28日発売の「週刊文春」で、4年前に不倫疑惑が報じられた国民民主党の山尾志桜里衆院議員(46)と倉持麟太郎弁護士(38)が現在も関係を続けている上、倉持氏と離婚した元妻のAさんが昨年自殺していたと報じられた。永田町では「山尾氏の道義的責任は免れない」と次期衆院選での当選に暗雲が垂れ込み、画策していた自民党入りも幻となる気配だ。

 週刊文春では、山尾氏が倉持氏の自宅に足しげく通い、仲むつまじい様子がキャッチされている。4年前、家庭を持つ者同士だった2人は“文春砲”に見舞われ、ダブル不倫の疑いがかけられた。

 その後、ともに離婚。倉持氏から離婚を切り出されたAさんはパニックに陥り、子供の親権も渡してしまったといい、その後、ショックから立ち直れないまま、昨年10月に自ら命を絶ったという。

 さらに国会議員にはJR線を無料で利用できる議員パスが配布されているが、目的はあくまで公務の範囲内とされている。ところが山尾氏は買い物やマッサージ店訪問などのほか、倉持氏の自宅も訪れており、プライベート目的で利用した疑いも報じられた。

 山尾氏は前回の不倫騒動の際、「男女の関係はない」と否定し、民進党からの離党を余儀なくされ、無所属での出馬となった衆院選は薄氷の勝利だった。その後、立憲民主党に加入するも枝野体制を批判し、離党。国民民主党に合流し、広報局長の要職に就き、次期衆院選では比例東京ブロックの単独1位での立候補が早々と発表されていた。

 玉木雄一郎代表(51)は昨年、代表の座を禅譲しようとしたほど、山尾氏に期待を寄せている。今月行われた党大会後、取材に「衆院選は山尾氏を中心に大旋風を巻き起こします。東京中を回るので『山尾、玉木を見た!』と言われるよう有権者に猛烈にアピールします」と意気込みを語っていた。

 しかし、今回のスキャンダルだ。議員パスの私的利用に立民議員は「原資は国民の税金ですよ。山尾氏は文春の取材に何も答えていないじゃないか。政治家ならしっかり説明する責任があるだろう」と怒る。

 別の立民関係者は「玉木氏がこの状況で山尾氏の選挙を応援できるのならば、ある意味ですごい。世間は不倫疑惑報道には敏感で、猛批判されるに決まってますよ。玉木氏は厚顔無恥で、イメージダウンにつながります」と冷ややかだ。

 また、自民党内では「山尾氏がウチに来る可能性は消えた」との声が出ている。

 山尾氏は昨年、中国当局による香港やウイグル族への弾圧に反対の声を上げ、超党派で次々と議連の立ち上げに動いた。自民党内の右派グループとも手を組み、自民党議員は「どういう風の吹き回しか分からないが、山尾氏はリベラルのイメージから脱却し、自民党に入りたい魂胆が見え見え。時間はかかるが、国民民主党は自民党の補完勢力にもなりつつあるので、タイミングが合えば合流する時はあるのではないか」と話していた。

 自民党関係者は「山尾氏は安倍晋三前首相の側近だった稲田朋美衆院議員と対談するなど自民党との距離をさらに縮めていて、次の衆院選は間に合わないが、その次の入党可能性はあった。ただ、今回の報道でそれもなくなった。倉持氏とまだ関係が続いていただけでなく、元妻が自殺までしていたとなると、道義的責任は免れない。相当批判を浴びることになるでしょう」と言う。

 4年前に続き、またも文春砲に見舞われた山尾氏だが、身から出たサビで、ワキの甘さも否めない。来る衆院選で、有権者はどのようなジャッジを下すのか――。

https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3088139/

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