今年8月、香川県さぬき市で乗用車がため池に転落し、男性(88)が死亡した事件で、警察は26日、車を運転していた無職の息子(56)を殺人の疑いで逮捕しました。
殺人の疑いで逮捕されたのは、香川県さぬき市大川町の無職・眞鍋和彦容疑者(56)です。
眞鍋容疑者は、保険金を得る目的で今年8月9日の午後10時半ごろ、父親の一美さん(当時88)を、自身が運転する乗用車に乗せ、その車をさぬき市造田の野間池に転落させ溺死させた疑いです。
眞鍋容疑者は、一美さんが亡くなった際に最大で3000万円が支払われる複数の傷害保険などを契約していて、事件直前に保険の受取額などをスマートフォンで検索していたほか、翌日には保険会社に申告を行っていたということです。
また、パチンコなどのギャンブルによる借金が1600万円あまりあったということです。
警察は、現場の状況から運転ミスなどによる事故には不審な点があるとして、事件と事故の両面で捜査していました。現場は緩やかなカーブになっていて、車はガードレールのないところから池に落ちたということです。
警察の調べに対し、眞鍋容疑者は「あえて転落させた訳ではない」と容疑を否認しています。
自宅からは眞鍋容疑者自身が書いた遺書のようなものも見つかっていて、警察が慎重に捜査を進めています。
父親を車ごと池にドボン 殺人容疑で借金1600万持ちのパチンカス・眞鍋和彦(無職)が逮捕
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