仰天1億円フェンシング金の見延和靖に 法大先輩の星野代表「夢与えたい」
東京五輪フェンシング男子エペ団体で、同競技では日本初となる金メダルを獲得した見延和靖(34)が10日、所属するアミューズメント企業ネクサスの本社で報奨金1億円を贈られた。群馬県高崎市で行われた報告会に出席し、日本協会元会長でもある星野敏代表(60)からサプライズで目録を手渡された。08年北京五輪の男子フルーレ個人で初の銀メダルに輝いた後の太田雄貴のように、人生が変わった1人がまた増えた。
このご時世…どころかスポーツ史でも異例の1億円に、見延は「緊張とは違う体の震えを感じている」と仰天した。金メダルの夢をかなえた後の、夢のような話。サプライズ贈呈の星野代表に感謝し、心臓をバクバクさせながら続けた。「正直、稼げる競技ではないけれど、活躍して頂点を突き詰めれば、こんな夢があるんだって後輩に伝えたい」。フェンシング界の未来も明るくなった気がした。
同社によると、五輪前の壮行会では金メダルの報奨金を1000万円と伝えて激励したが、感動した星野代表が1桁上に増額した。フェンシング男女6種目の中で世界最多の競技人口を誇る男子エペ。全身どこでも突けるため大柄な欧米勢が強く、体格で劣る日本人では「絶対に勝てない」と言われてきた。その鬼門突破に、元全日本王者で日本協会の元会長、見延の法大の先輩でもある星野代表が「社会人になってもフェンシングを続ける選手にも夢を与えたい」と奮発した。
中略
◆見延和靖(みのべ・かずやす)1987年(昭62)7月15日、福井県越前市生まれ。中学までバレーボール部で高校からフェンシングを始める。武生商から法大をへてネクサス入り。197センチの長いリーチと垂直跳び80センチの身体能力を武器にW杯とグランプリの個人で優勝5回、団体優勝1回。16年リオデジャネイロ五輪は個人6位。日本協会の選手会会長も務める。177センチ、75キロ。血液型B。
◆ネクサス株式会社 絆を意味する「NEXUS」が社名。95年7月7日に創業。アミューズメント事業を主軸にパチンコホール「D’STATION」やホテル、飲食、温浴、フィットネスなど各種展開する。09年春にNEXUSフェンシングチームを創設し、競技と選手を支援してきた。資本金1000万円。売上高は20年6月期の実績で2672億820万円。従業員数は902人(21年4月現在)。所在地は群馬県高崎市島野町212の1。星野敏代表、星野正史社長。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c51e4c9fc8a2f6bbd2d260f26d757dd5a80d8222
D'stationを運営するNEXUS株式会社がフェンシング金の見延和靖さんに報奨金1億円だっ!!!
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