日工組、新理事長に京楽産業.の榎本善紀氏
日工組は6月2日、東京都千代田区の「ホテルグランドアーク半蔵門」で、リモート形式で第57回通常総会を開催。昨年度の証紙発行枚数は、パチンコが約92万枚(遊技盤約42万枚含む)で前期比約40万枚減、パチスロが約16万枚で同約11万枚減に。
任期満了に伴う役員改選が行われ、2期4年を務めた筒井公久理事長(SANKYO社長)が勇退し、榎本善紀副理事長(京楽産業.社長)が新理事長に。嶺井勝也副理事長(平和社長)は留任し、井上孝司副理事長(藤商事社長)は退任。新副理事長として盧昇氏(三洋物産専務)と星野歩氏(サミー常務)が選ばれた。
榎本新理事長は就任のあいさつで、「厳しい業況を立て直すには、安心して楽しめる遊技機の性能向上が不可欠」とする一方、「遊技機だけでどうにかなる時代ではなく、ホール団体と連携した実効的な広報宣伝で、ファンを呼び戻す活動にも注力したい」と抱負を語った。
また、各事業の実施状況として、型式試験の適合率改善のため、昨年夏から適合率の高いメーカーに対して、優先申請枠(1週1枠)を付与する運用を進めていることなどを報告した。なお、行政講話はコロナ禍に鑑み、中止された。
今理事になるのは、ある意味罰ゲームだな…。