お笑いコンビ「極楽とんぼ」加藤浩次(51)は〝渡部化〟で生き残る――。吉本興業とのエージェント契約が3月末で終了。今後の不安は尽きないが、まさかの〝グルメ実業家〟への転身がささやかれている。すでに飲食店オーナーとして実績を持ち、ここ数年の加速するグルメ通ぶりは、「アンジャッシュ・渡部建以上」と評判だ。
3月末で吉本との専属エージェント契約が終了する加藤の行く末に注目が集まっている。自身が司会を務める情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)で10日、吉本側からの申し出で契約解除に至ったことを明かし、「ちょっと僕もビックリしている」などと動揺を隠し切れなかった。それでも翌11日、毎日放送のラジオ番組「アッパレやってまーす!」では一変。「(独立が)4月からと思ったとき『よし、一からやるか!』と、しっかり全部やっていこうという気持ちになった」と心機一転、再出発へ前を向いた。
司会を務めていた「この差って何ですか?」(TBS系)が2日に終了し、同じく司会の「スーパーサッカー」(同)も28日に終了する。2年前の闇営業問題に端を発した〝加藤の乱〟に対する、〝粛清〟との見方も浮上している。
日テレ系「スッキリ」、TBS系の「がっちりマンデー!!」「人生最高レストラン」の3番組は継続するが、吉本という後ろ盾がなくなり、今秋の改編期に正念場を迎えるとの観測も。加藤はどれだけ自身が視聴率を稼げるか、真の実力が試される。
仮に地上波のオファーがなくなったらどうするのか…。実は加藤は知る人ぞ知る芸能界きっての〝グルメ通〟なのだという。
「激戦区といわれる東京・中目黒で、加藤は15年以上前にジンギスカン専門店『成吉思汗 ふじや』をオープン。オーナーとして内装から上質な肉の入手ルートまで開拓し、屈指の人気店へと押し上げた。当時から『芸能界で食べていけなくなったら…』と考えて店を手掛けた経緯もあり、本格的に飲食業界に進出する道が考えられる」(芸能プロ関係者)
同店には芸能界やテレビ局の関係者らが足しげく通っており、吉本上層部にも噛みつき〝狂犬〟と呼ばれた姿からは想像できない、オシャレでキメ細かい気遣いができる店ということで、デートにも使用されているという。
「近くに清水アキラさんが手掛ける人気の飲食店もあり、加藤さんの経営手腕を認めていた話も聞いてますね」と前出の芸能プロ関係者は明かす。
さらに、加藤の〝グルメ通〟に箔をつけたのが、MCを務める「人生最高のレストラン」だ。食の話題から芸能人を中心にしたゲストの人生を深堀りするグルメトーク番組で、加藤は前MCのチュートリアル・徳井義実が活動自粛した代役として、19年12月から新MCを務めている。
「グルメトークバラエティーのレギュラーMCは初だったが、グルメの知識をどんどん吸収している。自前のラーメン作りにハマるなど料理をすることもあり、予約の難しい店も自ら電話して足を運ぶ。芸能人のグルメ通といえば、かつては渡部でしたが、食べる専門で料理をしなかった。加藤さんの方が〝本物のグルメ通〟かもしれない」(前同)
同番組で培ったグルメ人脈なども加味すれば、飲食業界に本格進出しても成功は間違いなしか。
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/2895417/
加藤浩次の狂犬らしからぬ堅実ぶり 実は繁盛店のオーナー「渡部以上のグルメ通」
投稿日:
-
-
-
-
B! -