杏(34)と東出昌大(32)が8月1日、双方の所属事務所を通して離婚したことを発表した。5年半の結婚生活だった。
本来ならGW明けにも発表される見通しだったが、ここまで発表が延びたのは離婚協議の中盤になって、杏が東出に慰謝料を求めたためといわれている。ただ、今回の不倫騒動で東出は多額のCM契約の違約金を抱えている。十分な慰謝料を支払える経済力はなく、杏との復縁はかなわなかった。
発表がこのタイミングになったのは、東出が出演する『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(7月公開)の成功も無関係ではない。一部女性層から激しい反発を招くと危惧されていたが、混乱はほとんどなく、前作を超える大ヒットとなっている。東出はネットを中心に厳しい社会的制裁を受けた。世間も「(不倫騒動の)みそぎは済んだ」と解釈しているフシがある。
杏と離婚した東出は今後どうなるのか。彼は関係者たちに「とにかく仕事を頑張るしかない」と述べている。地上波ドラマの出演はしばらく先で、今後は映画中心の活動となる。今年9月25日に「峠 最後のサムライ」、10月16日にはベネチア国際映画祭に出品予定の「スパイの妻」(ビターズ・エンド)の公開が控えている。同じく秋には「おらおらでひとりいぐも」(アスミック・エース)の公開も予定されている。
■俳優として高い評価を得ている東出
実は映画監督やプロデューサーは、俳優として東出を高く評価している。中には「不倫騒動や離婚ごときで東出君の豊かな才能を潰してはならない」とも公言する映画関係者もいる。
「東出君は映画の次にBSドラマにも出演しそうです。特に熱心なのがNHKだといいます」(テレビ関係者)
不倫騒動後の東出の〝人間的成長〟に注目する芸能関係者もいる。「先日、映画『コンフィデンスマン』のプロモーションで久々にテレビの情報番組に出演した時の東出君を見て、ひと皮むけた印象を持ちました。三浦春馬さんの件についてコメント求められたのですが、これまで取材では同業者についてコメントしなかった彼が表情を硬くしながらカメラに向かってこう言いました。『(三浦さんは)すごい頑張り屋さんで大好きだったので、彼の選択を言い訳にして、僕らが頑張らないってことを決めちゃったら、それこそ彼に対して申し訳が立たない』。このコメントは事前に所属事務所が準備したものではなく、東出君が自ら考えた言葉です。今年3月の会見であれくらい堂々と話していたら、もっと違った展開になっていたかもしれませんね。それくらい、彼はこの数カ月で成長しました」
謹慎期間中、東出は身の周りの断捨離で心を落ち着かせていたという。さらには心理学を勉強し、今までの自分に欠けていたものを学んでいたともいう。心機一転、一から出直そうとしている東出の躍進が見ものだ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/276783
東出昌大は離婚で“焼け太り” 映画出演での快進撃が始まる
投稿日: