唐突な発表に、誰もが「タピオカ恫喝騒動」を思い出したに違いない。昨年の大晦日、離婚を明らかにしたのが、タレントの木下優樹菜(32)と、お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史(49)である。受難続きのところ、件のタピオカ店とは未だケジメがついておらず……。 新年を迎える前に、これまでのしがらみを断ち再スタートしたい。二人が発表した離婚の報告には、その思いが滲み出ていた。
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/01160558/?all=1
二人は、それぞれの事務所から書面でコメントを発表。離婚理由については、〈お互いの芸能生活の中で、夫婦としてのすれ違いや生活のずれが重なり、話し合いを重ねた結果このような結論に至りました〉と述べるのみ。通り一遍の説明に終始されては、昨年秋に木下が芸能活動自粛にまで追い込まれた「タピオカ騒動」が、二人の仲に亀裂を生じさせたのかと勘ぐりたくなる。
実際のところは、以前から夫婦関係は悪化の一途を辿っていたと芸能担当記者が言う。
「数年前から夫婦はすれ違うことが多くなり、去年の夏頃には話し合いに入っていたそうです。結果的に、二人の子供の親権は木下が持つ形になりましたが、タピオカ騒動は、私生活に暗雲が垂れ込めていたタイミングで起きていた格好になります」
よほど私生活でフラストレーションが溜まっていたのか。元来、ヤンキー気質といわれるユッキーナだ。鬱憤を周囲にぶつけて解消したいと考えて、怒りの矛先をタピオカ店に向けたのなら、一連の“恫喝”にも納得である。“関東連合”
ことの発端は、昨年7月に木下の姉が、東京の下町にオープンしたタピオカ店で働き始めて起きたトラブルにある。もともと友人関係にあった女店主と木下姉には、運営のあり方や賃金の未払いを巡って意見の食い違いが生まれたが、そこに木下が介入。一連の出来事をSNSでも公表し、口汚く罵る大人げない対応が大炎上してしまったのだ。
その代償は大きく、木下は全面謝罪をして11月から芸能活動を取り止め。表舞台から完全に姿を消したが、一方的に言われっ放しだったタピオカ店も休業を余儀なくされていたという。
店の近隣住民によれば、
「オープンして間もないのに、騒動で店主の方も体を壊してしばらく休業していました。なのに、問題を起こした木下さんの姉は、ママ友との会話で、“お店が関東連合の人間と繋がっていたから、優樹菜は謝ることになったの”などと言う始末で、周囲は呆れていました」
半グレ集団の名前が出るなど穏やかでないが、一般人を相手に“恫喝”したのはユッキーナのはずだろう。
ことの真偽を含め、件のタピオカ店に尋ねてみると、女店主の代わりに男性経営者が話をしてくれた。
「私共夫婦が、関東連合とつながりがあると言われているのは知りませんでした。そんなことあるわけないし、まっとうに商売しているだけ。記事に書かれるだけでも、そういうふうに見られてしまうじゃないですか」
完全否定した上で、こうも言う。
「離婚の話はビックリしましたが、私共の問題とは関係がありません。向こうからの謝罪も含め、法的な対応は弁護士に任せています。年末年始だったので確認できていませんが、まだ謝罪の連絡はきていません」
ユッキーナを赦す言葉が聞かれることは終(つい)ぞなかったが、最後に彼女の所属事務所に見解を問うたところ、
「和解は成立していません」
と言うばかり。離婚報道で、木下へはファンから同情の声も集まるが、活動再開には、まだ暫くは時間がかかりそう。
木下優樹菜が離婚しても許せない「タピオカ女店主」の言い分
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