タレント・木下優樹菜が芸能界を電撃引退してから1週間が経過した。昨年の“タピオカ騒動”を経て、7月1日に活動再開を宣言したのも束の間、6日に突然、芸能界を去る決断を下した。
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表向きの理由は前夫・藤本敏史との間にもうけた2人の子供に対する悪影響がある。自宅周辺には連日マスコミが張り付き、一部の記者が子供に声掛けするに至り、木下が藤本に相談。前夫から「煮え切らない態度のおまえが悪い。一度、引退しろ」と一喝されたことが効いたという。
他方で、所属事務所は引退発表の際、ご丁寧に《当社として今後同人との信頼関係を維持することが著しく困難であると判断》と、トラブルを匂わす一文を投下。これが撒き餌となり、メディアは木下の新たな不倫疑惑を書き立てた。
「木下さんがギリギリまで芸能界に戻るつもりでいたことは間違いない。事務所側も彼女の意を汲んで、SNSを中心に露出を増やしていく戦略を立てていた。
ところが、一部週刊誌から事務所も関知しない不倫疑惑の問い合わせがあり、本人と話し合ったところ、説明が二転三転。不信感をにじませる事務所に、最後は木下さんが半ばキレ気味に『もういいよ!辞める』となったそうだ」(スポーツ紙記者)
ここから分かるのは、円満退社ではなかったことと。木下自身が芸能界というより、SNSビジネスに未練があったことだ。
全盛期の木下のインスタグラムのフォロワー数は500万人以上。これはジャニーズ事務所の山下智久と同等で、同じ事務所だった菜々緒の倍。日本人ではトップの渡辺直美(約930万人)には及ばないが、上位5人に入る数字だ。
「フォロワー数は木下さんの“力”の源泉でした。例のタピオカ騒動も最初は木下さんがインスタで店を紹介し、宣伝に大きく寄与していた。何なら、店は自分と姉がオーナーという意識だったのかもしれません。それなのに店側と姉でトラブルが発生したものだから、彼女は『ただで宣伝してやったのに』と怒りを増幅させ、あの恫喝DM(ダイレクトメッセージ)に繋がったのだと思います」(テレビ局関係者)
木下の収入の中心もまたインスタだった。「数は力」の原理で、木下がインスタ内で“何か”を告知すれば、絶大な宣伝効果が期待できる。その力を求めて企業は木下サイドに商談を持ち掛けることも多かったという。
「テレビの場合、半日間拘束されてギャラはやっと数十万円なのに対し、インスタは露骨なステマ(ステルスマーケティング)さえ気をつければ、自分のセンスで稼ぐことができる。当然、広告案件もたくさん入っていました。この旨味を知ったらやめられないですよ。
木下さんの年収は数千万円から億単位と言われていました。17歳年上の藤本さんとの夫婦関係も、木下さんの方が稼ぐ力があったときのほうが多かったといわれ、どんどん“上”になっていった。それが、彼女の“不倫疑惑”の温床になっていた可能性はありますね」(芸能プロ関係者)
引退発表した6日、木下の“金脈”であったインスタはあっさり消滅した。本人にとっても、事務所としてもそれは断腸の思いだっただろう。
“力の源”を失った木下が、芸能界復帰する可能性は低い。今後は2児の母として、静かに暮らしていくのだろうか――。
木下優樹菜の感覚を乱したフォロワー500万人と夫との収入格差
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