八戸署などは8日、パチンコ攻略情報提供名目で現金をだまし取ったとして詐欺の疑いで東京都、会社役員の男(46)を逮捕した。同名目の詐欺事件で、同署などはこれまでに男女5人を逮捕、起訴。今回逮捕された男は詐欺グループのトップとみられる。
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逮捕容疑は2019年9月13日~10月2日、同名目で仙台市の20代女性から5回にわたり、149万3千円をだまし取った疑い。容疑を否認している。
青森県警によると、南部町の40代男性を含む全国の男女9人が被害に遭い、計2605万1千円をだまし取られていることが判明している。17年7月ごろから今年2月ごろまでの間に同様の被害に遭ったのは全国の約1400人で、被害総額は2億5千万円に上る可能性もある。
「高確率で大当たりを発生させることができる情報の提供を受けるためパチンコ台メーカーに支払う預け金が必要」などとうそを言い、口座に現金を振り込ませるのが主な手口という。
南部町の男性は18年8月に約43万円をだまし取られ、同年9月に同署へ被害届を提出していた。 一連の事件で逮捕され、8日までに詐欺罪で起訴された5被告はいずれも東京都内在住で、現在公判中。
グループは、パチンコの結果に応じて報酬が受け取れるとして「パチンコの打ち子募集」と広告で勧誘。電話で応募してきた人に対し、「高確率で大当たりを発生させるパチンコ攻略情報の提供を受けるために、預け金が必要」などと偽るほか、「会員登録手数料」や「パチンコ攻略法の情報料」の名目で現金をだまし取っていたという。
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