メガネを外して、ピンクのシャツにハーフパンツ姿だからだろう。すれ違う人は誰も気が付かない。
https://friday.kodansha.co.jp/article/121493
前東京高検検事長・黒川弘務氏(63)は、6月中旬の週末、犬の散歩を楽しんでいた。
コロナ禍の中で新聞記者と「賭け麻雀」という、呆(あき)れるほかない“違法行為”で辞職してから、ちょうど1ヵ月。その表情は吹っ切れたかのように見える。だが、検察の信用を失墜させた責任を本人はどう感じているのだろうか?
本誌は黒川氏に声をかけた。
――辞職された今のお気持ちを聞かせてもらえませんか?
「…………」
その後、こちらが何を質問しても、黒川氏は口を真一文字に結んだまま。結局、急ぎ足で帰宅した。
黒川氏を知る法曹関係者が語る。
「定年延長が閣議決定される前は、黒川さんは退職後、国内屈指の大手法律事務所に所属する予定だと聞いていました。その事務所に入るかどうか不明ですが、ほとぼりが冷めた後、弁護士登録をするつもりでしょう。人当たりが良く、人脈も豊富なので、社外取締役や監査役、顧問に迎える企業はいくつかあると思います」
麻雀は控えているだろうが、5900万円の退職金を受け取り、もう一つの趣味である愛犬との散歩を満喫する日々。優雅といえば優雅だ。
黒川弘務・前検事長 賭け麻雀辞職1ヵ月目の「超カジュアル散歩」
投稿日: