女性候補者5人による争いとなっている東京・北区都議補選(定数1=7月5日投開票)は選挙ポスターを巡っても各陣営が火花を散らしている。都知事選に立候補している小池百合子都知事(67)の顔写真が掲載されたポスターに公職選挙法違反だ!と公然と批判が出れば、アベノマスクをブラジャー代わりにしたポスターに赤面する人も出て…。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a39635ef0501fa07b7caeb08fac2d14d2c268c71
各陣営が「絶対に負けられない」と国政選挙以上の態勢で臨んでいる異例の選挙戦はポスター掲示板にも表れていた。
自民党の山田加奈子氏(49)は第一声にも駆け付けたコロナ対策の西村康稔経済再生担当相(57)の写真が添えられれば、日本維新の会の佐藤古都氏(32)は吉村洋文大阪府知事(45)とのツーショット。ともにコロナ対策で注目された人気者にあやかろうとしている。
因縁をつけられたのは都民ファーストの会で〝元タカラジェンヌ〟の天風いぶき氏(35)のポスターだ。都民Fの特別顧問を務める小池氏が推薦人として、顔写真と名前が記されている。
これに小池氏とは因縁深い維新の音喜多駿参院議員(36)がツイッターで、同じ投開票日の都知事選に立候補している小池氏の写真を載せるのは公職選挙法に違反し、「一発アウトもありえる」とツイートしたのだ。
すると都民Fの尾島紘平都議(31)が判例を持ち出し、「推薦人としての記載で違反ではない」と反論。それどころか昨年、維新でも同様の行為があったとして、ブーメランで追及したが、音喜多氏は「警察の判断を待ちます」と引かず、舌戦を繰り広げている。
さらに選管に問い合わせが殺到しそうなのは、ホリエモン新党から立候補した〝ゆづか姫〟こと新藤加菜氏(27)のポスターだ。予告通りにアベノマスクをブラジャーに転用したマスクブラ姿を披露し、堀江貴文氏(47)の写真も載せたデザインで、28日から張り出された。
掲示板の前で思わず目を奪われる人が続出すれば、「免疫がない人が見れば、セクハラだと言いだす人も出てきそう」との声も。選管は事前に「扇情的なポスターは避けてもらいたい」と要請していたが、新藤陣営は「法律違反はしていない。アベノマスクを使って政治的メッセージを込めている」と押し切った形だ。
こうなると立憲民主党の〝筆談ホステス〟の斉藤里恵氏(36)のポスターがシンプルで〝王道風〟にも映る。当の新藤氏も「斉藤さんが一番かわいい」とお世辞なしで絶賛していたが…。
都知事選もそうなのだが、東京って普通の政治家は立候補しないの?
まさにこれ…。