新たなホール団体「一般社団法人MIRAIぱちんこ産業連盟」が設立総会https://t.co/8cUqeo9EzO— パチンコ・パチスロ情報島 (@johojima) October 20, 2020
直面する課題に対処するために
―新団体としての新しい活動とはどんなイメージですか。加藤 行政やメーカー、社会に対する政策提言が中心になっていくでしょう。コロナ禍で業界はセーフティネット保証や規則改正(遊技機規則等の改正に伴う経過措置期間の延長)を勝ち取りましたが、それはあくまでも「改善」にすぎません。新団体が目指しているのは改善でなく「改革」です。例えば現行の遊技機の規則をガラッと変えたり、時代の波に乗ってホール内をキャッシュレス化したりというような大きな改革を目指していきます。
東野 これまでやってきた委員会活動でも、そうした改革に興味を持っている会員が多いのは事実です。団体名にMIRAI(未来)を冠している以上、次の世代にどうつなげるかという取り組みが必要になってきます。セーフティネットの件も、遊技機の延長の件も確かに画期的なことであり、全日遊連を中心とした組合団体の努力の賜物です。それは高く評価していますが、客観的に現状を見れば、店舗数はピーク時の半分になりジリ貧状態であるのも事実です。次の代にバトンを渡す時に「わくわくする業種」という状態でなければ引き継ぐ価値はありません。最悪のシナリオは業種を変更しなければ社員を食べさせられない、となることです。行政を含めて多方面にアプローチし、それだけは阻止しなければいけないと思っています。